ゼロの第十工房





どうしましょうかね。


ロビンの元が居心地良かったのは確かだ。
共に暖をとり、愚かと知りつつ、他愛無い事ではしゃぎあう、

自分は道化、相手に合わせ、いかなる態度をもとる事ができる。
全ては、フリであり、あの思い出も、心も、その一部と、
そう思っていた。

しかし、その記憶が、私の奏でを僅かに乱す…。






閉じる