ゼロの第十工房




ロビンの部下

托鉢(たくはつ)の修道士カーテル

先の見えぬ生活に不安を抱かず、皆がわきあいあい としていられたのも
神の僕たる彼の存在によるところが大きい。
皆で炎を囲み食べる食事の前には必ず、彼の祈りがある。
静んとした森に響く、聴く者全てを魅了するかと思われる美しき声。

「主、願わくはわれらを祝し、
また、主の御恵みによりてわれらの食せんとするこの賜物を祝し給え。」


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